ライフキネティック

ライフキネティックとは、ドイツで開発された脳を活性化させながら身体を動かすエクササイズになります。
頭には脳細胞が約2000億個存在し、それぞれが連結することで伝達路（ニューロン）を形成、スムーズな情報処理が可能となります。
よりつながりを持たせるために脳に刺激を与えながら運動を行うことを目的とします。

【なぜ運動しながらなのか？】

脳は考える際に、情報処理にエネルギーを使いますが、その際に行動を停止して考えます。
しかし運動において止まっていてはプレーをできません。
運動する際は、思考→情報処理→動作の順で行動を起こしますが、運動が苦手な方は（処理）に時間がかかります。
ただ、訓練することで一連の処理スピードは速くなるため、脳に刺激を与えながら運動(訓練)することで、脳を活性化させます。

【どの場面で活用できるの？】

スポーツ・仕事・学校・日常などの幅広い場面で効果を実感することができます。

【効果】

目安は1週間に1回を60分行っていくことで数週間後に効果を実感したり、気づいたら出来るようになっていた、ミスがなくなったと気づき始め、覚えが良くなる・動作や説明の理解力も向上し、高齢者では認知症の予防にも効果を発揮します。

【難易度】

歩く・ボールを投げる捕る・腕を回すの様に日常的な動作レベルでも行えますし、個人に合わせた難易度を設定できます。

【対象となる方はどんな方？】

幼少期～高齢者の年齢層に対応でき、アスリートから運動をしていないお子様まで可能です

はじめに機能テストを行い、現状で抱えている悩み・問題を聴取し、今後の目標を設定します
そして個人の悩みに合わせたメニューの構成を行います。

【方法】

身体全体を動かすものやジャグボール・ジムボールを扱います。

・ジャグボールとは

お手玉のように投げて捕る動作を行います。
ただ投げるだけでなく、手を複雑に動かしたり一連の動作の中に複数の動作を付け加えて行います。

・ジムボールとは

サッカーボール程の柔らかいボールで、主にジャグボールとセットで行なうことが多いです。

人数がいる場合はグループエクササイズとしてコミュニケーションをとりながら行うメニューもあり、皆さんとても楽しそうに取り組んでいます！！

【動作の種類】

大きく分けて①チェンジ②複合化③円滑化の３つがあります。

①チェンジ

チェンジは動作の素早い切り替えを目的とし、日常では思考の転換をスムーズにさせます。

②複合化

複合化とは、複雑な動作の理解や動作習得を向上させ、仕事や学校での考える能力(情報処理)をより高めます。

③円滑化

円滑化とは一連の動作の流れをスムーズにしていき、会話をしながら他の動作などの複数動作、行動を可能としてくれます。

また、環境を利用することで無限に近いメニューを作成することが期待できます！

ライフキネティックでは以下の効果が期待できます。

【潜在能力の開花(才能の覚醒)】

全員が生まれ持った才能をもっていて眠った状態(未覚醒)であり、特定の要因を受けることによって覚醒を起こします。
ライフキネティックはその要因の一つとなります。

【運動における効果】

運動の基礎である身体の操作能力が身に付き、動かしたいイメージの通りに動かせるためミスの確立を低くする効果が期待できます。
学習能力の向上で動作に対する習得力や指導に対する理解力が高くなり、自発的に行う運動の自信が高まります。

そのほかにも

・ミスの減少
・バランス能力
・動作の流動性
・瞬時の判断力
・洞察能力
・全身運動速度の向上
・代償動作の減少
・場面における集中力・パフォーマンスの向上
・メンタル強化

などさまざまな効果が期待できます。

【日常における効果】

会話の流れを読み取ることや思考スピードが早くなり、記憶力や学習能力が良くなるため覚えが早くなる効果が期待できます。

「成績」「理解力」「問題解決能力」「文章理解」「注意力の向上」が期待できます。
また情動ストレスの減少も期待出来るため、ストレスフリーな生活できます。

【仕事における効果】

進行作業と他の作業をしたり、マルチタスクが可能となります。
仕事効率・認知能力・会議内容の狙いと理解・先見性の向上が期待できます。

【トレーニング効果】

週一回一時間のトレーニングで簡単に効果が得られ、自身で実感したり周りから変わったと言われるようになります。